資産オーナーの課題を、独立・公正・中立の立場から解決する

相続を控えた不動産オーナーがこれからの時代に大切なこととは?

金井
このような感じで、広大地の制度も変わり、相続税の最高税率も上がりました。先祖代々の土地を次世代に引き継ぐことが、相続を控える土地オーナーの望みと捉えているのですけれども、昨今は逆風が吹いていると言えます。今後土地オーナーの資産承継で大切なことは何でしょうか?
芳賀
厳しい言い方ですが、そもそもここ40年間地主さん達にとってはいい時代だったと思わざるを得ないんですよね。
金井
地価が上がってましたからね・・・。
芳賀
人口減少の時代に移り、2022年の生産緑地問題も控えてますから、これから「完全に逆風にさらされる」のが地主さん達だと思います。だから私は5年前に、「このままだと、地主階層が30年後に没落する」というブログを書いたんですけどね。
金井
芳賀先生、さすがです。
芳賀
「このまま」「何もしなければ」没落するということですよ。だから地主さんは「何かしなければならない」と。やっぱりまずは「現状分析」、この土地の強み・弱みが何かということをちゃんと把握する。ただ、我が家の土地はどういうものかちゃんと考えて把握することができている地主さんは極めて少ないと思います。そして、相続税を試算する。跡継ぎが誰かということをきちんと考える。そして30年後を踏まえた土地活用を総合的に行う。だから間違っても遺言信託なんかやめた方がいい(笑)
金井
あれはちょっと何の救いにもなりませんからね(笑)
芳賀
そう思いますので、「これで全て解決する」といった解決策ではないですけれども、地主さんは「あらゆる情報を仕入れて、とにかく勉強する・自分で考えて実行する」ことが、肝要です。とても難しいことですが、「一家の経営者」とならなくてはならない。申し訳ないんですけれども、特に農家さん系の地主の方は「経営者」になれてない人が多いと、正直思います。
金井
これに関して僕は思うことがあってですね、やっぱり会社オーナーも土地オーナーも同様で、会社や不動産といった資産を守りたかったら、所有者は「経営者」にならなければならないんですね。もし「経営」ができないならば、資産を全て売却して、定期預金にするのが一番の幸せだと思います。
芳賀
実力の伴わない人は、経営をやっちゃいかんということなんですよ。
金井
経営の実力があって資産を増やしていく人は大丈夫なんですけれど、「経営」できないと財産がどんどん目減りしていくんです。だんだん痛々しくなっていく。そういった人の「救い」が銀行預金だと思ってます。銀行預金は、財産が「増えることがない」けど、「経営」できない人が会社や不動産を持つと、財産がもっとハイペースに減ってしまうのです。日本の金融機関は、色々問題があるところもありますが、体力は非常にすばらしいところだと思います。それが一番活きるのが銀行預金だと思ってますからね。僕の事務所はこれからも銀行預金万歳で行こうと思ってます(笑)

セミナー情報 個別相談

お気軽にお問い合わせください TEL 03-5541-1186

PAGETOP
Copyright © K's Private Consulting All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.