開催日:2018年12月18日(火)
開催場所:AP虎ノ門
動画概要
近年「相続税対策」と称して「相続税の節税効果」なるものをセールスポイントにした不動産投資を勧められる富裕層が増加しています。これは、「節税効果の高い不動産」に資産を組み替えることで相続税額を低く抑ようというもので、以前から行われてきた古典的手法とも言えます。
しかしちょっと考えればわかることですが、この「相続税の節税効果」とやらは、売値を釣り上げるほど大きくなるため、実際は単に不動産を「時価=相場」の二倍・三倍で買わされているケースが多いのです。この場合、本来「時価=相場」は買値の二分の一・三分の一なわけですから、売ろうと思った時に買値では売れず、買った瞬間から何千万・何億円の含み損ということも珍しくないのです。中にはこれが原因で経営破綻した元富裕層から(その不動産)競売等で入手し、それを「節税効果の高い不動産」として、再び富裕層に「時価=相場」の二倍・三倍で売る「リサイクル」のようなことまで行われています。
今回はこの「節税効果の高い不動産」の仕組みと、これを取得した富裕層の今後の展開について解説していきます。
第一部『あなたの資産を飲み込む「節税効果の高い不動産」』
・高い金額で買うほど大きくなる「相続税の節税効果」の仕組み
・売値を釣り上げれば「節税効果」が上がって「利回り」が下がるのは当たり前
・売ろうと思えば「時価=相場」でしか売れないため、多額の売却損が発生することも
・破綻した富裕層から「時価=相場」未満で購入した業者が、再び「節税効果の高い不動産」として「時価=相場」の2倍・3倍で「リサイクル」販売するケースも
※今回は、第一部のみの公開となります。