資産オーナーの課題を、独立・公正・中立の立場から解決する

Part3 金融規制が多い日本でのFPの役割

金融規制が多い日本でのFPの役割

金井
高橋さんの希望としては、日本人の金融リテラシーが上がって自分の仕事も正当に評価してくれるお客さんも増えて・・・。こんなイメージでしょうか?
高橋
それは希望ではあるのですが・・・。実は無理と考えているんですよ。
金井
なるほど。それは、金融という分野が、こと日本人には向いてない分野だからですか?
高橋
というより前提として、外国人もそんなに高くないかなと。
金井
まあ、ね。高くはないよね(笑)
高橋
だからお金のアドバイザーとしてのFPが存在しているわけなので。海外の人が日本人より運用結果がいいのは、退職金なんかが入ってきたとき、FPに運用をお願いするまでのマーケット(需要)があって、かつ株式相場が右肩上がりという下地ができているからです。
高橋
じゃあ海外と同レベルになるために、同じような環境にしましょうってなったとして、環境を整備するためには、国が時間をかけて制度をつくったりして実行していくことでできることであって、個人ひとりではまずできないことです。
高橋
また、株式市場というのも日々乱高下している中です。ゆえにマーケットを動かすのは、非効率で、個人の仕事ではないと考えております。
高橋
これらが「個人としては諦めている」という理由です。そもそも金融云々除いて、人を教育するのには何十年かかる話となりますから、仮に国が舵を切ったとしても、定着するまで非常に労力と時間を要するものです。これらが「個人としては諦めている」という理由です。そもそも金融云々除いて、人を教育するのには何十年かかる話となりますから、仮に国が舵を切ったとしても、定着するまで非常に労力と時間を要するものです。
高橋
だから自分で金融リテラシーを完璧に身に付けるより、プロに運用をお願いする。そしてプロが運用する金融商品自体が、もっとラインナップの多様になるようにする。結果的に日本人の運用力が向上する。こっちの方が理想の流れと考えます。そういった環境下で私も活躍できればいいなとは思います。

失敗しない上手なFPの選び方

金井
これは業界の中での話ですが、FPに対して、特に士業の立場から懸念していることとして、税理士資格がないのに税務相談をする、明らかな節税提案をしていることが結構ニュースになったりします。
金井
しかも往々にして税法を斜め読みしただけの間違った提案をしているんですよ。それで間違った提案を実行して税務調査でトラブルを起こしているケースがけっこう多いんですよね。
高橋
節税スキームってほとんどないですよね。それに保険による節税ってそこまで大きく減らすなんてことできないです。不動産なんか使ったらガッツリ減らせるでしょうが、そうすると今度は投資リスクもありますから。
金井
そうなるとですね、FPに何か相談したいってなったとき、さっきのような間違った節税スキームを薦めてくる筋の悪いFPも存在する中で、FPの選び方・見分け方のコツなんかありますか。
高橋
まずは自分のスタンスに合った方にお願いするというのが一番いいと思います。相談される側にも色々な個性がありますから、極力理解し合える人の方がいい。例えば今私が話しているのを聞いていて、私の意見に賛否両論あると思います。それに金井先生のことを怖い先生だと思う人もいるでしょうし・・・(汗)
金井
まあ我々も他と差別化してますから(笑)
高橋
なるほど(笑)あとは営業にガツガツしてない人でしょうか。自分の成績を重視する上でリスクのある提案を平気でしてくることが多いので。無茶な提案をゴリ押ししてくる可能性も高いでしょう。
金井
運用や資産保持にアグレッシブな富裕層は同業者の競合も激しい市場だから、無理に差別化しようとしたりしてそういう事故が起こりがちでもあるんでしょうね。

日本の金融とリテラシーのこれから

高橋
保険の販売以外の場面で、日本社会にFPが役立つ場面はもっと存在すると私は考えています。特に最近は、グラミン銀行の日本進出に着目しています。
高橋
銀行が貸せない人に対して小口の融資をする金融なのですが、規制だらけな日本の金融業界に一石を投じるものにならないかと。家計を支えられないか、それこそ少子化の家計に役立たないか、みたいなことを考えてます。所得層ピラミッドのボトム層の話なので、金井先生には直接関係ないと思いますが。(笑)
金井
まあ客層もあるけど、職業柄『融資』というものに疑り深くなっちゃってるから(笑)
金井
その小口の融資にしても、金利はどのようになっているのかとか返し方はどのようになっているのかとか気をつけなればならないところはいっぱいあると思いますね。
金井
そもそも、私は、少子化の議論については逆の意見ですね。生産人口と高齢者のバランスには問題があると前置きしますが、日本の全人口の多さは世界有数なのだから、その人口数を活用するという視点で制度を変えたりすれば問題ないと思う。
金井
ただ金融関係にしろ、その他の制度にしろ言えることですが、犠牲を伴うようなドラスティックな改革は必要だと思いますけどね。ただ支持率の問題がありますから、今の政治家の人たちはそんなこと到底やらなそうですけどね。

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