近年「相続税対策」と称して「相続税の節税効果」なるものをセールスポイントにした不動産投資を勧められる富裕層が増加しています。これは、「節税効果の高い不動産」に資産を組み替えることで相続税額を低く抑ようというもので、以前から行われてきた古典的手法とも言えます。
しかしちょっと考えればわかることですが、この「相続税の節税効果」とやらは、売値を釣り上げるほど大きくなるため、実際は単に不動産を「時価=相場」の二倍・三倍で買わされているケースが多いのです。この場合、本来「時価=相場」は買値の二分の一・三分の一なわけですから、売ろうと思った時に買値では売れず、買った瞬間から何千万・何億円の含み損ということも珍しくないのです。中にはこれが原因で経営破綻した元富裕層から(その不動産)競売等で入手し、それを「節税効果の高い不動産」として、再び富裕層に「時価=相場」の二倍・三倍で売る「リサイクル」のようなことまで行われています。
今回はこの「節税効果の高い不動産」の仕組みと、これを取得した富裕層の今後の展開について解説していきます。
概要
講義内容
<第一部>
『あなたの資産を飲み込む「節税効果の高い不動産」』
【講師】
株式会社K’sプライベートコンサルティング
代表 金井 義家
- 高い金額で買うほど大きくなる「相続税の節税効果」の仕組み
- 売値を釣り上げれば「節税効果」が上がって「利回り」が下がるのは当たり前
- 売ろうと思えば「時価=相場」でしか売れないため、多額の売却損が発生することも
- 破綻した富裕層から「時価=相場」未満で購入した業者が、再び「節税効果の高い不動産」として「時価=相場」の2倍・3倍で「リサイクル」販売するケースも
<第二部>
本を出したいと思っている人必見!老舗実務系出版社に聞く出版業界の今。
【講師】
株式会社K’sプライベートコンサルティング
代表 金井 義家
株式会社 日本法令
出版部 部長 岩倉 春光
中央大学法学部法律学科卒。平成5年、ハウスメーカーに入社。流通店舗事業に従事の後、平成9年、㈱日本法令に入社。労務・法務系の書籍・雑誌の編集業務に携わる。
現在、同社取締役出版部長。政府刊行物等普及強化連絡懇談会の監事としての活動等を通して、実務系出版社の動向に精通している。社会保険労務士、宅地建物取引士有資格者。
株式会社 日本法令
出版部 課長 竹渕 学
中央大学文学部文学科卒。平成5年、大手法令出版社に入社。税務関係書籍・雑誌の編集担当となり、税理士向け月刊誌の編集に23年間従事。平成28年、㈱日本法令に入社。
現在、同社出版部出版課長。主に税務・経営・法務系書籍の編集を統括する。
- 出版不況時代に業績拡大!その秘訣は?
- 本を出す「士業」が急増。出版すると、お客さんがどんどん来るって本当なの?
- アマゾン台頭によるインターネット時代に、出版社はどうやって生き残る?
- 本を出版したいと思っている人へのアドバイス
日時
平成30年7月17日(火)14時~17時
会場
東京都港区西新橋1-6-15 NS虎ノ門ビル
AP新橋虎ノ門(11階C-D室)
(銀座線「虎ノ門駅」 9番出口 徒歩3分)
会場電話番号:03‐3501‐2109
お問い合わせ先
株式会社K’sプライベートコンサルティング
Tel.03-5541-1186
セミナーお申し込みフォーム
お申し込みを締め切りました。